Amazon Rekognition(Amazon)

目次

「Amazon Rekognition」は、画像や動画を自動で分析し、顔認識やコンテンツのモデレーション、テキスト検出まで幅広く行える画像解析AIです。事前学習済みのAIを活用するため、手間をかけずにさまざまなアプリケーションやサービスを開発することができます。

このページでは「Amazon Rekognition」の導入メリットや特徴について詳しく解説しています。画像解析AIの導入を検討している方は、参考にしてください。

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Amazonはどんな画像解析AIを提供している?

アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社
引用元:アマゾン ウェブサービス ジャパン合同会社(https://aws.amazon.com/jp/rekognition/)

クラウド型画像解析AIで多様な現場課題を解決

画像分析機能で、画像内に写っている人やモノ、シーン、テキストや不適切なコンテンツを検出することが可能。動画分析機能を活用すれば、人やモノの動きを追跡したり、特定のシーンの変化を把握したりすることもできます。

従量課金制で、利用状況に応じて処理量を調整できる点も魅力。防災用途からセキュリティ対策まで、幅広い課題解決の支援が可能です。

リアルタイム解析を実現する軽量クラウド設計

Amazon Rekognitionは、高精度な画像解析AIをAPI経由で提供しています。機械学習の知識がなくても、APIを呼び出すだけでさまざまな機能を利用することが可能

クラウド上で画像や動画を解析し、顔認証・オブジェクト検出・テキスト抽出などの結果をリアルタイムで把握することができます。

本人確認からSNS監視まで
用途広がる画像解析AI

Amazon Rekognitionは、不適切コンテンツの自動検出や、顔認証による本人確認、映像内の有名人識別などに活用されています。動画セグメントの自動抽出や、SNS投稿画像のモデレーションにも対応。

分析対象のデータは暗号化され、厳重に管理されているので安心して使用することができます。

【まとめ】Amazon Rekognitionは
どんな企業におすすめ?

特定人物や不適切コンテンツを迅速に抽出したい企業に
おすすめ

目や顔の特徴・感情・眼鏡の有無まで識別できるAmazon Rekognition。膨大な映像データを短時間で解析できるため、確認作業の負担やコストを大幅に削減することができます。

潜在的に危険なコンテンツや不適切、または不要なコンテンツを検出できる点も大きな魅力。ソーシャルメディア、放送メディア、広告、e コマースなどの分野で顧客を持つ企業におすすめです。

また、当メディアではシステム開発の業界・目的別におすすめの画像解析AIを紹介しています。製造業、医業、金融業など、開発システムを活用する業界・目的によって、選ぶべき画像解析AIは変わってくるもの。自社の開発システムに合った画像解析AIを導入したいと考えているSIer・AI事業者の皆様は参考にしてみてください。

各製品・サービスをじっくり比較・検討したい方のために、画像解析AIを利用できる開発ツール・ソリューションを一覧掲載しているページもご用意しています。機能や料金の違いを知りたい方は、こちらも併せてご確認ください。

Amazon Rekognitionの
料金・価格表

画像分析 最初の1,000,000ページ:USD0.001
次の4,000,000ページ:USD0.0008
次の30,000,000ページ:USD0.0006
35,000,000枚以上の画像:USD0.0004
顔メタデータのストレージ 顔ベクトルストレージ:USD0.00001/1か月あたりの顔メタデータ
ユーザーベクトルストレージ:USD0.00001/1 か月あたりの顔メタデータ
ストリーミング動画イベント ラベル検出:USD0.10/1分
コンテンツのモデレーション:USD0.10/1分
テキスト検出:USD0.10/1分
顔検出:USD0.10/1分
有名人の認識:USD0.10/1分
顔検索:USD0.10/1分
人物の動線の検出:USD0.10/1分
Media Analysis ショット検出:USD0.05/1分
Technical Cues Detection (サイレントブラックフレーム、クレジット、コンテンツなど):USD0.05/1分
顔メタデータのストレージ 1か月あたり0.00001 USD/顔メタデータ
Amazon Rekognition カスタムラベル 推論:USD4.00/時間
トレーニング:USD1.00/時間
Amazon Rekognition Face Liveness 最初の50万回のチェック:USD0.0150/チェック
次の250万回のチェック:USD0.0125/チェック
300万回を超えるチェック:USD0.0100/チェック
Amazon Rekognition カスタムモデレーション トレーニング:1時間あたりUSD5
最初の1,000,000画像:USD0.0012
次の4,000,000画像:USD0.00096
次の30,000,000画像:USD0.00072
35,000,000枚以上の画像:USD0.0003
※すべて税不明。

Amazon Rekognitionの主な活用事例

公式サイトで公開されていませんでした。

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社のその他のサービス

Amazon Q Business

Amazon Q Businessは、企業向けの生成AIサービスで、社内データや情報システムを統合して業務効率を向上させます。従業員が自然言語で質問すると、ドキュメント、データの膨大な企業情報から迅速かつ正確な回答を生成します。

これにより、マニュアル作成、レポート分析、カスタマーサポートのFAQ作成など、様々な業務を自動化し、生産性を高めることが可能です。また、企業のセキュリティポリシーに準拠した形で運用でき、情報の安全性を確保します。

AWS Transform

AWS Transformは、.NET、メインフレーム、VMware環境のモダナイゼーションをAIエージェントが支援するサービスです。アプリケーション解析からコード変換、依存関係マッピング、移行計画まで自動化し、移行を大幅に高速化します。

例えば、.NET移植は4倍、VMware変換は80倍の効率化を実現。大規模移行を数か月単位に短縮し、コスト削減と品質向上を両立します。

Amazon Aurora

Amazon Auroraは、MySQLおよびPostgreSQLと互換性のある、クラウドネイティブなリレーショナルデータベースサービスです。従来のデータベースと比較して、高いパフォーマンスと可用性を実現しています。特に、MySQL互換の場合で5倍、PostgreSQL互換の場合で3倍の高速化を達成しています。

また、データベースのストレージを自動的に拡張し、障害発生時も自動的に復旧する機能があるため、管理の手間を大幅に削減できます。これにより、大規模なアプリケーションでも、コスト効率良く、安定したデータベース運用が可能になります。

Amazon Bedrock

Amazon Bedrockは、高性能な基盤モデル(FM)をAPI経由で利用できるフルマネージドサービスです。AIスタートアップや主要なAI企業が提供するモデルを、一つのプラットフォームで試したり、独自のアプリケーションに組み込んだりできます。

ユーザーは、モデルのインフラ管理をすることなく、テキスト生成、画像生成、音声合成など、様々な生成AI機能を簡単に利用できます。これにより、カスタマーサポート、コンテンツ生成、研究開発など、多様なビジネスニーズに対応するAIアプリケーションを迅速に開発できます。

Amazon Connect

Amazon Connectは、クラウドベースのコンタクトセンターサービスで、企業が迅速かつ柔軟に顧客対応システムを構築できます。電話、チャット、メッセージングなど、複数のチャネルを統合し、顧客からの問い合わせにシームレスに対応します。

AIを活用した機能も豊富で、ボイスボットによる自動応答、リアルタイム分析、通話内容の感情分析などにより、顧客体験を向上させます。また、従量課金制のため、初期投資が少なく、小規模なビジネスから大規模なコールセンターまで、規模やニーズに合わせて利用できます。

Amazon EC2

Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)は、仮想サーバーを提供するサービスで、必要なときに必要なだけのコンピューティングリソースを確保できます。ユーザーは、CPU、メモリ、ストレージなどを自由に選択し、数分で仮想サーバーを起動できます。

これにより、アプリケーションのデプロイやテスト、ウェブサーバーの運用などを効率的に行えます。また、需要に応じてサーバーの台数を自動的に増減させるオートスケーリング機能があり、トラフィックの変動に柔軟に対応できます。利用した時間やリソースに対してのみ料金が発生するため、コストを改善できます。

Amazon Nova

Amazon NovaはAWSの生成AI基盤モデルファミリーで、Bedrock経由で利用可能です。用途別に理解(Micro/Lite/Pro/Premier)、生成(Canvas/画像、Reel/動画)、音声(Sonic)、エージェント(Act)モデルを提供。最大100万トークン処理や多言語対応、低レイテンシ・高コスト効率が特徴です。

ガードレールやモデレーション、目に見えないウォーターマーク、IP補償により安全性を担保。IP補償やファインチューニングもサポートし、企業の幅広いユースケースに適応可能です。

Amazon SageMaker

Amazon SageMakerは、機械学習モデルの構築、トレーニング、デプロイを簡素化するフルマネージドサービスです。データサイエンティストや開発者は、モデルの選択、データの準備、トレーニング、推論エンドポイントの作成といった一連のプロセスを、単一の統合環境で行うことができます。

これにより、機械学習プロジェクトの開発サイクルを大幅に短縮し、モデルを迅速に本番環境へ導入できます。豊富な組み込みアルゴリズムやツールが用意されており、専門的な知識がなくてもAI/MLモデルを開発・運用できます。

Amazon S3

Amazon S3(Simple Storage Service)は、拡張性の高いオブジェクトストレージサービスです。企業や個人が、ウェブサイトのデータ、バックアップ、アーカイブ、ビッグデータなど、あらゆる種類のデータを安全かつ安価に保存できます。無制限のストレージ容量と高い耐久性を備えており、データの消失リスクを極めて低く抑えられます。

APIを通じて、アプリケーションから簡単にデータのアップロード、取得、管理ができ、他のAWSサービスとの連携も容易です。これにより、データ管理のコストと手間を削減し、様々な用途で活用できます。

Amazon Rekognitionの提供会社情報

  • 会社名:アマゾンウェブサービスジャパン合同会社
  • 本社所在地:東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア
  • 電話番号:公式サイトで公開されていませんでした。
  • 公式HP:https://aws.amazon.com/jp/rekognition/

画像解析AI開発ツール・プラットフォームの料金・機能比較

ここでは、クラウドやオンプレミスなどのタイプ、料金、主な対応業界などの詳細情報を公式HPに掲載している画像解析AI開発ツール・プラットフォームをピックアップして比較します。

▼左右にスクロールできます▼
Bind Vision
(キヤノンITソリューションズ)
Bind Vision公式サイト
引用元:キヤノンITソリューションズ公式HP
(https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/cross-industry/image-integration/bindvision/brand)
OPTiM AI Camera
Enterprise

(OPTiM)OPTiM AI Cameraシリーズ公式サイト
引用元:OPTiM AI Cameraシリーズ公式HP
(https://www.optim.co.jp/optim-ai-camera/)
オールインワン
AI画像解析パッケージ

(大塚商会)大塚商会公式サイト
引用元:大塚商会公式HP
(https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/ai-iot/ai-camera-analysis/)
タイプクラウドオンプレミス/クラウド
(選択可)
オンプレミス
基本料金
  • 初期費用:なし
  • 基本プラン:3万円/月
  • 初期費用:66万円※1
  • 導入費:440万円
導入までの期間即時
(契約後すぐに使用可能)
最短約6週間
(公式HPに記載なし)
トライアル有り
(1か月無償で使用可能)

(公式HPに記載なし)

(公式HPに記載なし)
APIWeb APIでプログラムを
問わず、連携可能
 ※2
APIで既存アプリ、
システムとの連携が可能

(公式HPに記載なし)
主な対応業界製造業/防災事業者/自治体小売業/交通機関/医療業界建設業/小売業/製造業
【選定条件】
「画像解析AI開発ツール」とGoogle検索して上位表示されるAI開発ツール30社のうち、クラウドorオンプレミスでのプラットフォームを提供している製品をピックアップし、
公式HPに導入費用などの価格掲載があるソフトの情報を掲載しています。
※1.OPTim Edge Entryの場合、カメラ5台まで処理可能。
※2.煙検出AIの場合、1セット=45,000回/月の実行回数。
(2025年3月5日調査時点)
業界・目的別
画像解析AIのおすすめ3選

様々な画像解析AIのなかで、DX化実現のため大規模なシステム構築が求められる製造業、高度な解析精度が医療業界、セキュリティが重視される金融業界と3つの業界で目的に合うツールをピックアップしました。

大規模な検査・検知システムを
確立したい

Bind Vision
(キヤノンITソリューションズ)

Bind Visionのキャプチャ
引用元:キヤノンITソリューションズ公式HP
https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/cross-industry/image-integration/bindvision/brand
  • 拡張性の高いプラットフォームで、用途・ライン別の分割運用、全体の統合管理が可能。カメラの増設にも柔軟に対応
  • 製造ラインの状況を一画面で俯瞰し、アラート通知で異常を即時検知。Web APIでスムーズなシステム連携を実現
専門的な画像を高い精度で
解析したい

Aivia
(ライカマイクロシステムズ)

Aiviaのキャプチャ
引用元:ライカマイクロシステムズ公式HP
https://www.leica-microsystems.com/jp/製品紹介/画像解析システム/p/aivia/
  • 生体組織に求められる2D~5Dの可視化と解析を実現。神経細胞や臓器構造の観察にも対応できる
  • 45種類以上の顕微鏡画像ファイルフォーマットに対応。様々な用途の研究用データなども無駄なく活用
セキュリティやリスク管理を
重視したい

Azure AI Vision
(日本マイクロソフト)

Azure AI Visionのキャプチャ
引用元:日本マイクロソフト公式HP
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/ai-services/ai-vision
  • Microsoftの高度なセキュリティ基準に基づいて設計。クラウド経由の取引にも対応が可能
  • 金融・保険の書類処理や自動データ抽出するOCR、オンライン本人確認機能を搭載。口座開設や本人確認業務を効率化
※情報は2025年3月5日調査時点