Quid Monitor
(NetBase Japan)

Quid Monitorは、NetBase Japanが提供しているSNS分析ツールです。画像解析AI機能を活用してSNS上の情報収集やブランド評価、消費者のインサイト分析、トレンド把握などが行えます

このページでは、Quid Monitorが提供するサービスの特長や活用シーン、どのような企業におすすめか紹介します。AI開発で課題を抱えているSIerやAI 開発事業者の方は、ぜひ参考にしてください。

Quid Monitorはどんな画像
解析AIを提供している?

Quid公式サイト
引用元:Quid公式サイト(https://www.quid.jp/)

SNSの声を収集・グローバル対応のモニタリングツール

Quid Monitorは、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNS、ニュース、レビューサイトなど国内外の膨大なドメインからリアルタイムにデータを自動収集できるツールです。ポジネガ分析や感情分析、位置情報の可視化など高度な分析機能を搭載し、さまざまな角度からデータを分析することができます。

マニュアル完備の上、導入後も回数無制限で無料サポートが受けられるため、初心者でも安心して活用することが可能です。

「Image Analytics」で
SNS画像をAI解析・
ブランドの視覚的評価を可視化

ソーシャルメディア上の画像や絵文字をAIで解析し、ブランドの視覚的な言及やセンチメントを明らかにする「Image Analytics」機能を搭載。
ロゴ認識によるブランド関連投稿の特定、オブジェクトやシーン、感情の識別によるコンテキストの理解、魅力的なユーザー生成コンテンツ(UGC)の特定などが行えます。

ソーシャルメディア上には、テキストがない画像で感情や主張を共有されるケースが少なくありません。このためテキストのみの分析では、正確な情報を把握できていない可能性があります。

「Image Analytics」ツールを活用することで、視覚的なデータも含めた総合的な分析を行うことが可能。ブランドの認知度向上やマーケティング戦略立案をより適切に行えるようになるでしょう。

ユーザーのホンネを可視化
するSNS分析サービス

SNS分析サービスは、専門スタッフが代行してSNS上の口コミを分析し、ユーザーの本音を多角的に可視化するサービスです。
「多忙で分析が難しい」「効果測定の方法がわからない」と悩む企業も、キャンペーン後の反応やブランドイメージの変化を的確に把握することができます。

X(旧Twitter)なら2006年まで遡って分析が可能。日本語だけでなく英語、中国語、韓国語など多様な言語に対応しており、国内外問わず、マーケティング戦略に活用できる実用的な情報を提供してくれます。

【まとめ】Quid Monitor

どんな企業におすすめ?

ユーザーの本音を把握して
商品改善につなげたい企業におすすめ

Quid Monitorは、SNSやレビューサイトに投稿された「生の声」をリアルタイムで収集・分析できるツールです。
活用することで、消費者がどんな感情を抱き、どんな言葉で製品やサービスを語っているかを深く理解することができます。

ポジティブ・ネガティブの感情分析や、話題の傾向・変化を可視化する機能は、既存商品の改善点を見つけたり、新商品のニーズを探ったりするための強力な武器になるでしょう。
このためユーザーの本音をタイムラグなくキャッチし、競合よりも一歩早く製品・サービスを磨き上げたい企業におすすめです

また、当メディアではシステム開発の業界・目的別におすすめの画像解析AIを紹介しています。製造業、医業、金融業など、開発システムを活用する業界・目的によって、選ぶべき画像解析AIは変わってくるもの。自社の開発システムに合った画像解析AIを導入したいと考えているSIer・AI事業者の皆様は参考にしてみてください。

各製品・サービスをじっくり比較・検討したい方のために、画像解析AIを利用できる開発ツール・ソリューションを一覧掲載しているページもご用意しています。機能や料金の違いを知りたい方は、こちらも併せてご確認ください。

Quid Monitor
(NetBase Japan)の
料金・価格表

公式サイトで公開されていませんでした。

Quid Monitor
(NetBase Japan)の
主な活用事例

ゆうちょ銀行(金融)

報告資料の作成時間が従来の3分の1に短縮

使用していたSNS分析ツールのサービス終了をきっかけに、新たなツールの導入が必要となりました。積極的な利活用を見据え、複数のサービスを比較。必要な機能とサポート体制が揃っていたQuid Monitorの導入を決定しました。

導入後は、社内報告資料の作成時間が従来の3分の1に短縮され、トピックチューナー機能やダッシュボード機能の活用によって、分析作業の効率が向上しました。アラート機能を活用し、重要な投稿をリアルタイムで把握できる体制も構築中です。

SNS上のユーザーの声からサービス改善につながった事例もあり、小さな改善を積み重ねる取り組みが社内にも浸透しています。今後も継続的に活用し、顧客満足度の向上を目指していく方針です。

Quid Monitor
(NetBase Japan)の
提供会社情報

  • 会社名:NetBase Japan株式会社
  • 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9F
  • 電話番号:公式サイトで公開されていませんでした。
  • 公式HP:https://www.quid.jp/
業界・目的別
画像解析AIのおすすめ3選

様々な画像解析AIのなかで、DX化実現のため大規模なシステム構築が求められる製造業、高度な解析精度が医療業界、セキュリティが重視される金融業界と3つの業界で目的に合うツールをピックアップしました。

大規模な検査・検知システムを
確立したい

製造業

Bind Vision
(キヤノンITソリューションズ)

Bind Visionのキャプチャ
引用元:キヤノンITソリューションズ公式HP
https://www.canon-its.co.jp/solution/industry/cross-industry/image-integration/bindvision/brand
  • 拡張性の高いプラットフォームで、用途・ライン別の分割運用、全体の統合管理が可能。カメラの増設にも柔軟に対応
  • 製造ラインの状況を一画面で俯瞰し、アラート通知で異常を即時検知。Web APIでスムーズなシステム連携を実現
専門的な画像を高い精度で
解析したい

医療業界

Aivia
(ライカマイクロシステムズ)

Aiviaのキャプチャ
引用元:ライカマイクロシステムズ公式HP
https://www.leica-microsystems.com/jp/製品紹介/画像解析システム/p/aivia/
  • 生体組織に求められる2D~5Dの可視化と解析を実現。神経細胞や臓器構造の観察にも対応できる
  • 45種類以上の顕微鏡画像ファイルフォーマットに対応。様々な用途の研究用データなども無駄なく活用
セキュリティやリスク管理を
重視したい

金融業界

Azure AI Vision
(日本マイクロソフト)

Azure AI Visionのキャプチャ
引用元:日本マイクロソフト公式HP
https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/ai-services/ai-vision
  • Microsoftの高度なセキュリティ基準に基づいて設計。クラウド経由の取引にも対応が可能
  • 金融・保険の書類処理や自動データ抽出するOCR、オンライン本人確認機能を搭載。口座開設や本人確認業務を効率化
※情報は2025年3月5日調査時点